2010全国中学生空手道選抜大会優勝 空手
好きなことは最後まで諦めない。 空手も勉強もできたらカッコいい!
[おきた りな]
1996年生まれ 14歳 向洋中学校3年生
2010年、はまなす杯第4回全国中学生 空手道選抜大会1年組み手の部で優勝、 県勢では初の快挙となる。 北九州市民スポーツ奨励賞を受賞。
小さい時から活発で、3つ上の兄のマネを何でもしたがり、「私も絶対やってみたい!」と熱望して6歳で始めた空手。 すぐに才能を発揮し「常に勝てる選手」として、指導する師範も目を見張るものがあった。 形、キレ、パワー、スピードが求められるという得意の組み手で、気迫と共に相手を圧倒する。 2010年に北海道で行われた全国中学生空手道選抜大会に県代表として出場。 118名の頂点に立ち、福岡県初の快挙を果たした。
祖父と母の血を受け継ぎ、スポーツが大好き。 空手以外にもスイミングやスキー、バドミントン、ドッチボールなど、たくさんの経験をしてきた。 中学生になる時、他のスポーツへの誘いもあったが、選んだのは空手だった。 自分の進むべき道を決めたからか、その頃に空手の力もぐんと伸びたという。 受験生のため、週3日は塾通い、3日は空手の練習とハードな毎日を送るが、基本的にのびのびとマイペースで楽しむことを忘れない。
好きなことは最後まで諦めず、納得いくまでやり続けることが大事だという理奈さん。 好きという気持ちが結果を出した時、次への励みとなり、さらに好きになるという好循環を生む。 学校の友達とは、先生や芸能人の話で盛り上がる普通の女の子だが、「両方できたらカッコいい」と、空手を言い訳にせず、勉強も頑張る努力家。 夢は世界のタイトル。 将来は高校の先生になって強い子を育てたい!と、しっかりと未来を見つめている。