LATEST NEWS最新ニュース
スポーツの新しいジャンルのひとつとして、ますます注目を集めているeスポーツ。
近い将来、オリンピックの公式種目として名を連ねる日も近いと言われていますが、プロ選手として活躍する日本人プレイヤーもたくさんいます。
近年、急速に利用者数を増やしているオンラインカジノ おすすめ スロットでも、こうしたeスポーツにベットしながら楽しめるようになってきています。さらには、スポーツ界からだけでなく、経済界からも熱い視線を集めているeスポーツですが、ここでは活躍する日本人プレイヤーと、日本でのeスポーツの未来について見ていきたいと思います。
プロゲーマーの先駆者
eスポーツとは『エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)』の略称で、電子機器を用いて行われる競技、またはスポーツそのものを指しています。つまり、かつて日本でも格闘ゲームが大流行し、子供も大人も夢中になって遊んだ時代がありましたが、そうしたビデオゲームやコンピューターゲームで行われる対戦そのものが、今日では一種の『スポーツ』として認められるようになったというわけなのです。そして、インターネットが普及した現在、オフラインだけでなくオンラインでのゲームを介した対戦も、世界規模の大会として開催されるようになりました。
こうした流れを受けて、日本国内でも2018年には一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が設立されました。こうした流れを受け、多くの日本のeスポーツ選手たちが国際的な大会で目覚ましい活躍を見せていますが、その先駆けともなった人物がいます。それが、「ウメハラ」「The Beast」などの愛称で親しまれる梅原大吾氏です。まだまだプロゲーマーという単語すら知られていなかった1996年に、弱冠15歳にして格闘ゲームの日本大会で優勝を飾ると、続く1998年の世界大会でも優勝し、世界1位となります。それ以来、プロゲーマーとして20年以上にわたり、世界の頂点に立ち続けている格闘ゲーム界のカリスマです。
オリンピックeスポーツウィークでの活躍
昨年、2023年6月23日~25日の期間で、シンガポール・サンテック国際展示場で開催されたオリンピックeスポーツウィークでも、日本人選手の活躍が注目されました。
日本でも人気の野球ゲームであり、『パワプロ』の愛称でも知られる『WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球』。このゲームを使用した種目において、日本人選手が本大会初の1位、2位を獲得したのです。金トロフィーを獲得したのは、序盤から激しい打撃で圧倒したしょーら選手。銀トロフィーはタイジュ選手でした。
日本の若手プレイヤーたちは、その卓越したスキルと戦略で世界中のファンを魅了しています。とりわけ、彼らの柔軟な発想と瞬時の判断力は、試合の流れを一変させることが多く、観戦する側にとっても大興奮の見せ場を作ってくれます。来年の2025年には、サウジアラビアでのeスポーツオリンピック開催が発表されていますが、そこでも多くの日本人選手が熱い闘いを見せてくれるに違いありません。
日本のeスポーツ界の未来
eスポーツの競技人口は年々増え続けており、2022年では日本国内で約390万人に達したとも言われています。世界のeスポーツ競技人口は約1億3000万人とも言われているので、日本の割合は約3%。まだまだこれからも成長を続けていく分野だと言われています。
こうしたeスポーツの人気は、市場としての成長にも如実に表れており、日本国内のeスポーツ市場規模は、2019年で推定61億円だったのが、わずか3年後の2023年には125億円にまで達しました。この傾向は今後も続き、2025年に向けて市場規模は年平均20%を超える成長率で拡大することが見込まれています。
国内でのeスポーツへの関心が高まりとともに、教育機関や企業もそのポテンシャルに注目しています。さらに、地方自治体も地域振興の一環としてeスポーツ大会を開催し、地元の若者たちに新しい可能性を提供するなど、eスポーツ振興に新しい流れができてきています。
eスポーツの魅力は、年齢や性別に関係なく、同じゲームをプレイできるところにあります。実競技をともなうスポーツの場合、年齢差や体格差というものはどうしても存在し、例えば子供と大人で同じ競技を同じレベルでプレイする、というのは現実的には難しかったりします。しかし、eスポーツであれば、そういった身体的な個別の差というのはそれほど問題になりません。もちろん、ゲームの種類にもよりますが、基本的には子供であっても大人であっても、差異なくプレイすることができるのです。これからも続々と、新たな日本人プロ選手が誕生し、世界を舞台に活躍を見せてくれるはず。