1992年生まれ、19歳。八幡西区在住。小さい時から自由に描き続け、キャンバスに限らず、布や石など、あらゆるモノを対象に独自の世界を展開。
ワークショップやイベント出演、作品の販売など、さまざまな活動を行い、ライブペインティングでは会場を1つに皆でアートを創作する。
活動名は「M8E(モエ)」
聞こえてくる音、見た景色、その日の天気、体と心で受け止めたすべてのことを感じるままに、絵で表現するライブペインター。
手や足を使って、全身で、水彩、アクリル絵の具、クレヨンで、どんな物にでも、まわりには想像もつかない独自の世界を描いていく。「音や見たものが体に入って、出ていく感じ。 描くのが楽しい。 皆で一緒にやったらもっと楽しい!」と、はじけるような笑顔。
そこには、エネルギーが満ちあふれている。
皆、小さい頃は絵をよく描くが、成長するにつれ描かなくなる。「それをやめなかっただけなんです」と、いたって朗らか。大好きな「描くこと」をずっと独学で続けてきた。
中学3年時、下関で行われた「大巌流ロックフェス」でポストカードを販売し、初めて自分の作品を世に出した。高校2年の時に、門司のブリックホールでのイベントでライブペイティングに初挑戦し、その楽しさにすっかり魅了された。未来への道が広がった。
自分の部屋とベランダ、庭が“アトリエ”。「汚すと怒られるから大変!」と、終始よく笑う姿がまわりを明るくする。 これまで、子どもや大人も対象にさまざまなワークショップを行い、2010年にはネパールの小学校でも開催した。今後の夢は、歩道橋や駅の階段、建物など、街のあらゆるところに皆で絵を描くこと。
また、「宇宙で何か楽しいことをして遊びたい」と強く願っている。そのパワーは、本気で楽しむことの大切さを教えてくれる。