2010史上最年少の日本代表選手 ソフトボール
チームで頑張るのが楽しい。 出せる力を出し切るだけ!
[おかむら なな]
1994年生まれ 16歳
早鞆中学校時代 (2009年)、ISFユースワールドカップでチームのエースを務め、 完全試合を達成。2010年、史上最年少で日本代表入り。
小倉商業高校2年生。
全国でも5本の指に入るという100kmを超える速球。 MAXでは何と109kmを出す。兄の影響で、ソフトボールを始めたのは小学校1年の時。 男の子に交じって練習に励み、負けることが大嫌いだった。 中学3年生で出場したユースワールドカップでは、エースを務め5勝0敗!さらには完全試合も達成し、日本の優勝に大きく貢献した。
史上最年少の15歳で日本代表選手に選ばれた、ソフトボール界期待の若きスターだ。
ソフトボールの好きなところは、個人ではなく、チームプレーであること。 練習も試合も一緒に声を出して「皆で頑張るのが楽しい」と、仲間のことを語る時は満面の笑顔になる。
ソフトボールだけやっていれば良いと思っていた中学生から、高校生になって、新たな自覚も生まれた。 学校生活も高校生としての態度も勉強も大事で、それまでは「これでいいや」と適当にしていたことも、いい加減な気持ちではいけないと身を引き締めている。
負けず嫌いでも、くよくよはしない明るい性格。 試合でもあまり緊張はせず、「出せる力を出すだけ」と、いたって冷静。 休日は、友達と小倉に買い物に行ったりもするが、もしまとまった休みがあったら、東京ディズニーランドや大阪USJなどのテーマパークに行ってみたいと、素顔は高校生らしく。
次の目標はインターハイ。 世界選手権はもちろん、将来はオリンピック競技への復活も願い、金メダリストになる夢に向かっていく。